UACJ様|ニッポン放送活用事例紹介
オールナイトニッポンやラジオ・チャリティ・ミュージックソンにご協賛いただいている株式会社UACJ様。
「ラジオは若年層向けのメディアとして展開している」と言うその背景や、そんなUACJ様が実施する施策の理由を担当者様に伺いました。
若年層向けにプロモーションを行いたい方、必見です。
課題
●若年層(特に就活をひかえる大学生)に社名認知してほしい
●最終ユーザーである一般の方にも会社のプロモーションを行いたい
実施した施策
●ラジオ・チャリティ・ミュージックソンの協賛
●オールナイトニッポンの協賛
●オリジナルPodcastの制作・配信
企業様情報
●企業名:株式会社UACJ
●URL: https://www.uacj.co.jp/
事業内容
アルミ板生産量が年間130トン超と、日本でトップ、世界第3位を誇るアルミニウム総合メーカー。
高度な加工技術や大規模な生産設備などを駆使して生産したアルミ素材を、さまざまな顧客のニーズに応え提供している。
ご担当者紹介
株式会社UACJ 広報グループ
後藤里保 様
自身の業務領域から考える企業ミッション
御社の事業内容と担当者様の役割、課題や解決したいことを教えてください。
アルミニウムの総合メーカーです。お客さまにアルミ素材を提供をしています。
アルミニウムは飲料缶や、そのほかにも自動車、鉄道、航空機、船、ロケットなどのモビリティ全般、スマホやタブレットなどのIT機器から、アルミホイルや薬の包装材料などに身近なものにも使われ、さまざまな産業や人々の暮らしを支えています。
私は社外広報と広告宣伝の両方を担当しています。
社外広報ではプレスリリースの作成や取材対応など、広告宣伝ではラジオのほかにテレビ、新聞、雑誌、デジタルメディアへの出稿対応などを担当しています。
そのほかスポーツチームへ協賛も行っているので、そういったことも含め社外の幅広いコミュニケーションに携わっています。
そして、企業名があまり知られていないところがいちばんの課題だと捉えています。
いろいろなところでアルミニウムは使われていますが、見ただけではその金属がアルミかは分かりにくい。ましてやそのアルミがUACJ製かということも分からないですし・・・。
そういったところで認知向上の難しさを感じています。弊社は日本ではトップシェアではありますがまだまだ知られていないということから、そこを最大の課題と捉え、解決することが一番のミッションだと考えています。
2013年に、古河スカイ株式会社、住友軽金属工業株式会社が経営統合し、株式会社UACJが発足しました。当時のツートップであったアルミニウムメーカーが統合しましたが、社名に財閥名がなくなったことなどで就活生からのエントリーも減少し、そういった状況からも企業名の認知度向上の必要性を感じています。
「ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」へ協賛する背景とその理由
「ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」では、どのような取り組みをされているでしょうか。
弊社では2021年から協賛をさせていただいています。
アルミニウムの企業ということを知っていただく機会として、スポンサードするだけではなく、募金をしてくれた方にアルミニウムを使ったノベルティをお渡しすることも含めて実施しています。
2021年はアルミタンブラー(他社製のアルミタンブラーにロゴを入れたもの)をお渡ししていましたが、せっかくなら弊社のアルミニウムを使ったものを、という思いから、いろいろと模索した結果、2022年と2023年はUACJグループで製作したアルミストローを採用しました。
アルミニウムは熱伝導性がいいので、冷たいものを飲むときはより冷たさを感じられるというのが特長のひとつです。冬でも暖かい場所で冷たいものを飲んでもらえたらいいかなと思っています(笑)。
「ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」への協賛の理由はどういったところにありますか。想定しているターゲットがあれば、あわせてお聞かせください。
せっかく実施するのであれば、歴史があり、意義のある取り組みをされている番組へ協賛することで、企業イメージを高める点において効果的だと考えています。また、社会におけるダイバーシティの推進にもつながるのではないかとも思っています。
ターゲットについてですが、この「ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」は、普段からラジオに親しんでいない人でもパーソナリティがフックになって聴かれる番組ではないか、というところに注目しました。パーソナリティとの結びつきが強く、若年層にも広くアピールできるという点で大きな意味があります。
継続して取り組まれている決め手はなんでしょうか。また、効果的だと思うことや、やってみてよかったと思うことなどはありましたか。
2022年と2023年は、アルミストローを配布するにあたり生放送中に弊社社員が登場してノベルティについて説明をさせていただきました。そうすることで、募金をしてくださった方がストローを手にして喜ばれている様子を実際に目にできただけでなく、アルミストローのよさ、アルミニウムについてのコメントなどをいただくことができ、貴重な体験だったと感じています。
ちなみに2019年からは、「オールナイトニッポン」に協賛をしていますが、就活生からはオールナイトニッポンで弊社を知ったといううれしい声も聞こえてきました。
そういったことからも、「ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」を継続して協賛していくことで、認知度アップに期待をしています。
メディアの枠を超えた多角的な提案と細やかなフォロー
プロモーションを多数展開している御社にとって、本施策やニッポン放送をあえて使う理由は何でしょうか。
ニッポン放送さんの“細やかさ”にはとても助けられています。
たとえば、ノベルティを配布する際に個人情報の取り扱いが厳しく、弊社だけでは対応が難しいことがありました。ニッポン放送さんではそういったことにもご知見があったので、すべて引き受けてくださいました。
それと、先日、弊社の設立10周年を記念したPodcast番組をニッポン放送さんと制作したときのことです。弊社の公式Xアカウントの活性化について相談したら、Podcast配信開始のポストをニッポン放送さんの営業アカウントでリポストしてくれたり。ちょっとした困りごとでも、しっかり細やかにケアしてくれます。それがいっしょにやっていきたいと思う理由のひとつです。
Podcast内でアルミストローをプレゼントしたいとリクエストしたときには、Podcastは数年経っても聴くことができるので番組内でプレゼント応募を告知するよりも、Xで相互フォローしてもらった人を対象にプレゼントするほうが効果的では、というアドバイスをいただきました。プロならではの視点で「なるほどな」と気付かされることも多いですね。メディアの枠を超えて、プロモーションのご提案をいただけるところがとても有難いです。
実際にニッポン放送と仕事をしてみていかがでしたか。いっしょに取り組みをしてよかったことがあれば教えてください、
営業担当の方の熱量をはじめ、いろんな視点でとにかく提案をたくさんしてくださいます。
分からなければ、まずは伝えてみる。ひとまずの課題感だけざっくりお伝えして提案してもらう、という感じでいまはやらせてもらっています。提案をうけてからイメージがわくこともありますし、そこから精度を高めていくようなかたちです。
Podcastの制作もニッポン放送さんからの提案でした。「同期の休日」という芸人さんがパーソナリティで、社員2人が登場してアルミニウムについてトークを展開していく内容です。一般の多くの方が抱く「アルミニウムってなんだろう?」という視点に沿って、番組をおもしろおかしく楽しく番組を盛り上げてくださいました。
「UACJプレゼンツ」としたオリジナル番組で、アルミニウムをテーマに10周年の「10」にまつわるトークを展開できたこと、パーソナリティのキャスティングや制作陣のアサイン、細かいところでは社員を2人登場させたいなど、内容も含めて細かく打合せさせていただきました。弊社にとってはPodcast番組の制作は新しいメディアへの挑戦となりますが、知見がなかったため希望や要望もかなり受け入れていただいたと思います。
ラジオ×若年層に見る高い親和性
ラジオ出稿を活用したことない方々や検討している方々へのアドバイスなどあればぜひお聞かせください。
弊社では、ラジオを若年層向けのメディアとして展開しています。
実際はターゲットより上の年齢層の方も聴いているとは思いますが、いま、若年層から注目されているメディアという認識です。先ほどもお話したように、就活生からオールナイトニッポンを聴いているという声を聞いたり社内の若手社員の話を聞いていると、「ラジオ=かっこいい」というイメージを持っているように見受けます。
最終的にリーチしてほしいのはリクルート層なので、そのイメージを活用していきたいです。弊社がターゲットとしている層とのつながりが非常に強いメディアだと考えています。
今後、積極的に取り組んでいきたいと思うことはありますか。
Podcastは社内の注目度も高く、自分のまわりの友人や家族からも評判が良かったです。
現状1回だけの実施ですが、今後シリーズ化してストックできたらいいなと考えています。効果としてはまだ見えていませんが、コンテンツとして蓄積していける点に魅力を感じます。「デジタル上に素材を残していく」という点は弊社としても足りてない部分なので、そういった点でも寄与していけると思っています。
Xでの展開をはじめ、もっと広がりをもたせるような施策もできたらいいですね。それこそPodcastやイベントなど、メディアにとらわれず、積極的に取り組んでいきたいです。
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