2024/06/11

浄土真宗本願寺派 築地本願寺様|ニッポン放送活用事例紹介

自分たちの会社やブランドをより身近に感じてもらうことは、プロモーションの中で重要なポイントです。今回はその戦略にラジオを活用した築地本願寺様を取材しました。

お寺との距離感がある今の時代に、あえてラジオを選ぶ理由とは?

 

 

アイコン 課題

●一般生活者とコミュニケーションを図りたい

●築地本願寺をもっと身近に感じてほしい

アイコン 実施した施策

●ニッポン放送「徳光和夫 とくモリ!歌謡サタデー」内「徳さんとお坊さん」提供

アイコン 企業様情報

●企業名:浄土真宗本願寺派築地本願寺

●URLhttps://tsukijihongwanji.jp/

 

事業内容

1617年に浅草近くに創建。1657年の「明暦の大火」とよばれる大火事で焼失後、海を埋め立てて土地を築き本堂を建立。

また1923年には関東大震災に伴う火災により再度本堂を焼失しましたが、1934年に再建し現在の本堂の姿に。

アイコン ご担当者紹介

浄土真宗本願寺派築地本願寺 

秘書・広報担当

岡本優真 様

 

 

 

 

 

 

築地本願寺がなぜプロモーションをするのか?

御社の事業内容と担当者様の役割、課題や解決したいことを教えてください。

私たち「築地本願寺」は、京都の西本願寺を本山とする浄土真宗本願寺派のお寺で関東一都六県と静岡県で構成される「東京教区」と呼ばれる地区の中心的な立ち位置となるお寺です。我々の言葉では「直轄寺院」という位置づけですが、一般企業でしたら「関東支社」と言えるでしょう。

 

お寺として、浄土真宗の教義を広めることが一番の目的であることは確かですが、宗門の目的として「自他共に心豊かに生きることの出来る社会の実現に貢献する」ということも謳われています。

宗教法人法にも謳われていることではありますが浄土真宗の教義を広めるだけでなく、社会に公益性を持って貢献する活動を行っております。

 

 

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私は「伝道企画部」に所属して秘書・広報業務を担当しており、役員の秘書業務や、メディア関連の業務が中心です。活動内容を発信しているお寺は多いですが、当院のように広報の専属部署を設けているお寺は少ないと思います。

 

お寺という場所柄、一般の方からは「敷居が高い」「人生の節目でお世話になるところ」というイメージを持たれやすく、距離感が遠くなっていることが課題でした。

 

浄土真宗は約800年、築地本願寺としては約400年の歴史と伝統がある中で、かつては地域コミュニティの中心的存在となっていた時期もあったものの、生活環境や社会情勢の変化に伴いお寺との距離感が遠ざかっているように感じています。

 

もっと気軽に当院を訪れていただき、再び以前のように地域の方々が集まる場所となれるよう、「開かれたお寺」「また来たいお寺」をスローガンに情報発信を続けてまいりました。その成果もあり少しずつ距離感が縮まっているように感じておりますが、新たに当院や浄土真宗・仏教に興味を持ってくださる方を増やしたいと常々考えておりました。

 

 

現在、ニッポン放送ではどのようなプロモーションを行っていますか?

 

3年前より、徳光和夫さんの「とくモリ!歌謡サタデー」にて「徳さんとお坊さん」のコーナーを実施しています。このコーナーでは、築地本願寺もしくは前述した東京教区の住職・僧侶が出演し、視聴者様から寄せられたお悩み相談にお答えしています。

 

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コーナーを始めたころは仏壇やお墓など堅い内容のご相談が多かったのですが、回を重ねるごとに相談内容も変化していき、最近はパーソナルなお悩みや20~30代の若年層の方からのお悩みの相談も増えています。相談内容や年齢層の幅が広くなっていったことで、番組に親しみを抱いてくれている方が増えているのかと感じております。

 

ニッポン放送の持つブランド力の高さを活用

 

番組を実施している決め手をおしえてください。

 

以前、他局のラジオ番組にも出稿しており、西本願寺が制作した内容を関東圏で放送していました。多種多様な内容を取り扱っておりそれはそれで良かったのですが、関東圏では馴染みが薄い関西圏の話題も少なくなかったため、新たに当院に興味を持っていただく方を増やすのは難しいのではないかと懸念していたのです。

 

そうしたタイミングでニッポン放送様よりお話をいただき、ネームバリューやブランド力が高いニッポン放送様なら現状を打開できるのではないかと感じ、お任せすることに決めました。

 

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公共の電波に宗教が絡むのは難しいのですが、ニッポン放送様の理解が深かったことで実現でき、感謝しています。僧侶だけでお悩み相談をお受けするとどうしても宗教色が強いと感じられてしまうこともありますが、徳光和夫さんのような著名な方が一緒に出演してくださることで、幅広い層に受け入れてもらいやすくなるという安心感もありました。

 

実際にニッポン放送と仕事をしてみていかがでしたか。いっしょに取り組みをしてよかったことがあれば教えてください、

これまでお会いした皆さん明るく接しやすので、こちらも元気をいただけます。明るさは人と人が円滑に仕事をするうえで不可欠ですが、企業の全員が明るくイキイキと仕事をしているのは珍しいのではないでしょうか。

 

皆さんの明るい人となりのおかげで、出演者も自然と笑顔で気を張らずに番組に臨むことができます。

 

明るいだけでなく、適切な距離感を持って仕事に臨んでくださる点も魅力です。私たちの業界はその性質上言葉使いや言葉のニュアンスに誤りがあってならないため、発信する情報は慎重に精査するようにしています。ニッポン放送様はそのような我々の立場も理解し丁寧にお仕事をしてくださっているのだと感じます。

 

また、番組に出演するようになったことで、当院に興味を抱いてくださる方が増えていると実感しています。番組をきっかけに「お寺って気軽に行っても良いところなんだ」「出演している僧侶と話したい」という方が増え、実際に来てくださったりお電話をくださったりしております。

 

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私自身4月に出演した際には全国の親族・知人から反響があったため、「これほど多くの人が聴いてくれているのか」と驚きましたし、同時に「私たちの想いや活動を多くの人に知っていただくために、やはりこの番組は影響力がある」と改めて実感しました。

 

ラジオだからできる双方向コミュニケーション

 

 

ラジオ出稿を活用したことない方々や検討している方々へのアドバイスなどあればぜひお聞かせください。

 

ラジオ番組は、聴取者の方との距離感が絶妙だと感じています。

 

昨今、SNSなどの普及によって情報を手軽に受け取れ便利な反面、情報を発信する側と受け取る側の距離感が近づきすぎていると感じることも少なくありません。親密度が増すという点ではメリットかもしれませんが、少し距離感を間違ってしまうとトラブルに発展する可能性もあるでしょう。

 

しかしながら、受け手の感情や意見を無視した一方的な情報発信では、心に響くアプローチはできません。

 

そうした点で、ラジオ番組は一方通行の情報発信にならず、双方向の対話型のアプローチが可能であり、絶妙な距離感で接することができるメディアと言えます。

 

絶妙な距離感であるがゆえに、聴取者の方も手紙やメールなどで意見を言いやすいため、「生活者のリアルな反応やご意見などを収集して事業に活かしたい」という企業にとって、ラジオは効果的だと考えています。

 

 

 

 

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